|
蛍光増白剤はひとことでいえば「繊維を白く見せる物質」のことです。
白く「見せる」? 白くするのではなく、「見せる」物質なのです。
●まずは、光のおさらい
理科で習ったと思いますが、光の三原色は、赤、緑、青の3色です。この3色の混ぜ合わせでいろいろな色が生み出されます。これらが全てあわさると、私たちには白く見えます。(右図のまんなか)
ところが木綿は太陽光の中の青っぽい色を吸収してしまうために、もともとすこし黄ばんで見えるのです。
まさか、白い色の塗料を塗るわけにもいきません。
そこで、この木綿を真っ白に見せるためには「青色を足せばよい」ということになります。
ここで、蛍光増白剤の出番になるわけです。
●光をコントロールする、蛍光増白剤のはたらき
蛍光増白剤は、 太陽光やライトの光に含まれる「目に見えない紫外線のエネルギー」を吸収します。お肌に大敵のあの紫外線です。
そのあと、「目に見える紫〜青色」を放つのです。空に架かる虹も、太陽の光を反射して、7色の光に変化させすよね。これと似たようなしくみなのです。
白く鮮やかに発色させるために蛍光増白剤は一般の洗濯洗剤やタオル作りに広く使用されています。
●蛍光増白剤は、一部で使用を制限されています。
たとえば・・・・
・つかっちゃダメ: 「食品」「食品包装紙」「紙ナプキン」「傷口に触れるガーゼ、脱脂綿 」
・使いすぎはダメ:「生理処理用品」
・できるだけ避けること:「乳幼児のよだれかけ、肌着、おむつ等 」
●蛍光増白剤は、転移しやすい。
蛍光増白剤入りの洗剤で洗ったふきんを豆腐やまんじゅう・しゅうまい、すしのご飯等に使うと、食べ物に蛍光染料が移ってしまいます。ブラックライトで照らすと、まんじゅうが青白く光ります。
ということは食べてしまうことにつながっていまいます。 また、赤ちゃんは舐めるのが大好きですから、心配です。 転移性が高いのも蛍光増白剤の特徴なのです。
出荷時には無蛍光のタオルでも、ご家庭で通常の洗剤を用いて洗濯をされれば蛍光増白剤が付着してしまいます。
宇野タオルは無添加洗剤や天然洗剤のご使用をお勧めします。
●誰もが安心して使えるタオルを。
一部商品を蛍光増白剤を使用しないものにしても、同じ工場、同じ機械で、蛍光増白剤入りのタオルを生産してしまうと、転移しやすいので、他のタオルにも若干含まれてしまいます。
そこで、宇野タオルでは、工場で生産するすべてのタオルで蛍光増白剤を使用することをやめました。そのため、どの商品も蛍光増白剤を全く含まないタオルをお届けできるのです。
|